嵯峨野の落柿舎にこんな戯言(俳諧の文)が残されている。 一、我家の俳諧に遊ぶべし 世の理屈を謂うべからず 一、雑魚寝には心得あるべし 大鼾をかくべからず 一、朝夕かたく精進を思ふべし 魚鳥を忌むにはあらず 一、速に灰吹きを棄つべし 煙草を嫌ふにはあらず 一、隣の据膳をまつべし 火の用心にはあらず 右條々 俳諧奉行 向井去来 去来のその一を掠め心太俳諧通信の連句のご案内としたい。 ただ最後のその一、隣の据膳は待つは難し。隣屋、空家である。 2006・07・22 PDF版をご用意いたしました 目次 1 初めに 1 俳諧(広義) 2 連歌・連句 3 俳諧(狭義) 4 我家・座 5 連句・半歌仙 2 我家の俳諧(連句)の遊び方 1 連句は前へ 2 式目 3 捌 4 連句の構成 5 連句の基底 6 連句の実際 7 捌きの実際